地下から支える
社会や経済の脆弱性、地球温暖化など様々な課題が私たちに突きつけられています。下水道のような感染症や病気を防ぐインフラが老朽化していることも私たちが直面する大きな課題です。
衛生を守るインフラは命を守るインフラです。国内では標準耐用年数50年を経過した下水道管渠の比率は2019年度末で5%でした。それが2029年度には16%、2039年度には35%と急増していきます。劣化した下水道管の破損は道路陥没事故を招くこともあります。
老朽化しているのは下水道管だけではありません。民間企業の工場の地下の管路なども同様です。衛生環境を守り社会や経済を支えるために地下に巡らされた老朽管路をリニューアルし続ける。それが私たちの使命です。